流し雛

3月3日 下鴨神社

雛人形の歴史は、災厄を祓うために人形(ひとがた)を身代にして川や海に流す習慣から始まりました。
今では、女の子が生まれたら無事大きく育つことを願い、小さな人形を飾るお祭りとなりましたが、今でも各地に流し雛の風習が残ってます。
桟俵の流し雛は、京の春の訪れと共に、恒例3月3日(桃の節句)に下鴨神社の境内に流れる御手洗川で行われます。
和紙で着物を作り、顔は土を丸め胡粉を塗った素朴な人形に願いを込め、流します。

京の「ひな祭りと流しびな」令和5年3月3日実施スケジュール

とき 令和5年3月3日(金)
(受付開始は、午前10時20分より)
ところ 下鴨神社境内
(京阪電鉄出町柳駅下車)
催し ・「流しびな」(桟俵)を販売。
・十二単衣着付の披露。
・雛人形とツーショット。
・お内裏さまと記念撮影。
10:20 受付開始
桟俵(有料)
10:30 十二単・束帯衣着付け
11:00〜
12:00
流し雛の儀式典
12:00 式典終了後、一般の方に桟俵のお雛様を流していただきます。

令和5年3月3日 下鴨神社にて「流し雛」を行いました。

3月3日(金)桃の節句、下鴨神社にて、和紙でつくったひな人形をわらの舟に乗せ、川に流して厄をはらう「流し雛」を開催しました。
平安時代の装束を着た男女や園児、舞妓、さらには京都タワーのマスコットキャラクターなど様々な方が、かごに乗せた紙のひな人形を流してくださいました!
流し終えた後は、皆様人形でいっぱいになった川の様子を写真に収めるなどし、大変賑わい、楽しんでいただきました!
新型コロナの影響で4年ぶりの開催となり、当日は多くの皆様にお集まりいただき、無事神事を執り行うことができました。

平成27年3月3日の下鴨神社にて「流し雛」イベントの様子です。

子供たちを初めとした無病息災を祈り頂きます。
十二単、衣冠姿に身を包み、厳かに儀式を行うカップル
たくさんの方々に桟俵のお雛さんを流していただきました。

過去のイベントの様子

平成21年3月3日の下鴨神社にて「流し雛」イベントの様子です。

大道芸
展示された雛人形と記念写真
束帯姿の荒巻隆三さんと十二単の頭川展子さん
十二単の着付け
十二単、衣冠姿に身を包み、厳かに儀式を行うカップル
ひまわり幼稚園ときらら学園の園児達も神事に参加
たくさんの方々に桟俵のお雛さんを流していただきました

平成17年3月3日の下鴨神社にて「流し雛」イベントの様子です。

大道芸
十二単の着付け
十二単、衣冠姿に身を包み、厳かに儀式を行うカップル
園児達による合唱

平成16年3月3日、下鴨神社にて行われた「流し雛」イベントの様子です。

和太鼓の演奏
十二単の着付け
十二単、衣冠姿に身を包み、厳かに儀式を行うカップル
園児達による合唱