人形供養

10月14日 宝鏡寺

昭和34年、当時の宝鏡寺門跡であった花山院慈薫(かざんいんじくん)師から「10月14日が最良にあたる」と御言葉があったことにより毎年この日に行われるようになりました。当日は持ち寄られたお人形がお火上げされ、その灰が境内の人形塚に納められます。

人形塚

人形塚は、京人形商工業協同組合によって昭和34(1959)年に建立されました。塚には京人形を象徴する愛らしい御所人形が彫り込まれ、その台座には武者小路実篤の詩が寄せられています。

人形よ誰がつくりしか誰に愛されしか 
知らねども愛された事実こそ
汝が成仏の誠なれ     
武者小路実篤

そこには京人形が末永く人々に愛されることを願う想いと、人形と人形制作に一生を捧げた人たちを供養する真摯な想いとが込められています。

納められたお人形は、ある程度集ってからお火上げとなります。お人形と一緒に納められた紙のひとがたもお火上げされます。お火上げの日までは尼僧により毎日お勤めされます。お火上げされたお人形の灰を人形塚の中に納めます。供養祭には、納められたお人形を並べ、年に一度の総供養の日として、法要が盛大に執り行われます。供養祭に参加の方は、お焼香いただけます。

人形供養祭次第

(人形塚前庭)
10:00 ~
受付開始
関係者着席
献茶の儀(島原太夫)
献花の儀(島原太夫・小袿)
詩の朗読(小袿)
読経
焼香
納灰の儀(組合代表、青年会長)
終了
(本堂)
11:00 ~
挨拶(理事長)
一弦琴演奏
奉納の舞(島原太夫)
受付詳細 お人形をガラスケースや、木、紙箱から出して紙袋(45㎝×30㎝くらい)にまとめて、受付まで持参ください。お供養料は、3,000円からです。また、お人形がなくても、お供養のみ受付けます。受付で紙の「ひとがた」に名前を書いてお申し込みいただきます。なお、年間を通して、お寺でも受付けます。